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髪も脂肪も筋肉も、食べたものから出来ている

      2017/05/17

いよいよ今年も残りあと僅か。
「来年こそは、痩せる!!!」と思っていませんか?

新年の抱負を決める前に、どうぞ。体の原理原則に関するコラムです。

 

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今回は、過去に何度かご紹介したロジャー・ウィリアムス博士(1892-1988)の話です。

博士は1893年に、インド赴任中の宣教師の子として生まれました。レッドランド大学を卒業後、シカゴ大学で学位を取得、各大学で栄養科学を講ずる傍ら、ビタミンのパントテン酸を発見。葉酸の名付けの親としても知られています。世界最大の科学組織・アメリカ化学会の会頭に選ばれるなど栄養学・生化学の指導者として高く評価され、アメリカ栄養学会のミード・ジョンソン賞を受賞された方です。

その博士が、今から約40年前の1975年に「The Wonderful World Within You」という書籍を発刊しました。その10年後に発刊された日本語版から、博士の有名な言葉を引用します。「あなたは、あなたが食べたものそのものです。」「私たちの体の中には、私たちが食べたもの以外のものから作られるものは何一つ存在しないということは、学問的に真実です。」

この書籍で、実験に使った4匹の雄のラットが紹介されています。4匹は全く同じ年齢で、食物の質だけ変え、その他はあらゆる点で正確に同じように飼育されました。生後15週目のイラストがこちらです。

4匹のマウス

体の大きさが明らかに違います。スーパーが健康的に大きく発育したのに対し、一番小さなビューウィー。彼には、体を作るのに必要な栄養素が供給されなかったことになります。スーパーとビューウィーの中間くらいの体になったビューニィとノルムは、栄養が中途半端だったのです。博士は、「もしスーパーとビューウィーの食べ物が逆だったら、体の大きさは逆になったでしょう。」と言っています。

また、かわいそうですが、ビューウィーとスーパーを解剖すると、体の大きさだけでなく、臓器のサイズにも違いがありました。ビューウィーの心臓と腎臓の重さは、スーパーの約4分の1です。睾丸は約15分の1、脳の重さは約20%も少なかったと記されています。

体を形成する栄養素がいかに大切かを、「私たちの体の中には、食べたもの以外のものから作られるものは何一つ存在しない」という言葉が端的に表しています。これは、私達の体の原理原則なのです。

情報過多の現代。時には、原理原則に従い、単純明快に考え行動することが大切だとは思いませんか。「体に害になるものは体に入れない(摂取しない、飲まない)、体に必要なものを体に入れる。」ということです。

それではまず、体に害になるものを考えてみましょう。私は以下の3つのことに気を付けています。

一つ目は、タバコです。タバコは吸いません。ブラジルのタバコのパッケージをご覧になったことがありますか?タバコの危険性をうったえるために、タールのヘドロのような状態から赤ちゃんが産まれてくる様子が描かれています。

二つ目は、クスリ。風邪気味の時などは、しっかり栄養をとり、早く休む。薬を飲むのは、いざピンチの時のみと考えています。

三つ目として、ハンバーガーなどの高カロリー脂肪食は食べません。皆さんもぜひ、体に害のあるもの、体に入れてはいけないものを考えてみて下さい。

次は、体に必要な栄養素を摂ることです。
病気の予防や健康維持のためには、何か特定の栄養素が必要とされるのではなく、幅広い栄養素を摂ることが大切です。タンパク質、脂質、糖質、食物繊維、ビタミン類、ミネラル類、酵素類など、バランス良く(好きなものに偏らず)摂るようにしましょう。こういった意味では、好き嫌いの激しい偏食は直さなくてはいけませんね。

TVを見ると、色々な健康法が紹介されています。ダイエット法をとっても、毎年毎年、尤もらしく話題になりマスコミも大きく報道しますが、報道に流されず、原理原則に立ち返る姿勢が大切です。流行した「バナナダイエット」や「○○だけダイエット」は、限られた栄養素しか摂れないものです。果たして良い方法なのでしょうか。

世界五大健康食品として、キムチ(韓国)、ヨーグルト(ギリシャ)、オリーブオイル(スペイン)、大豆(日本)、レンズ豆(インド)が知られています。これらの食品を積極的に摂りいれるといいですね。

特に日本の大豆は、アミノ酸18種類全てを含む優れた食材です。味噌、豆腐、納豆、醤油、きな粉など、今日まで日本の伝統食として愛用されてきました。日本は、主要28カ国中で前立腺がんの死亡率が一番低いことで知られていますが、これは大豆食品を多く摂るからではないかと考えられています。(しかし最近は食生活の欧米化に伴い、前立腺がんが増えてきています)

国別前立腺がん死亡率
▲日本の前立腺がん死亡率は、主要28か国の中で最も低い

 

病気予防と健康のためには、体に悪いものを摂らず、幅広い栄養素を摂ること。
体重オーバーの原因は、摂取カロリーが消費カロリーより多いから。企業のCMやマスコミに惑わされることなく、原理原則から物事を捉えられるようにしましょう。

最後に、ウィリアム博士は、このようにも言っています。

「進んで学ぼうとしない人は男性でも女性でも、その結果を甘受しなければなりません。そのような人は、人生に存在する豊富なエネルギーと満足を充分に受けることなく人生をおくることになるでしょう!」

参考文献:『The Wonderful World Within You』 Dr. Roger J. Williams
日本語版 『からだの機能を開発する―あなたの中のすばらしい世界』
中央公論社/ロジャー・ウィリアムス/監訳 泉谷希光

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※番外編コラム筆者紹介
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サンプライズ株式会社
代表取締役社長:元井益郎
薬剤師、NR(栄養情報担当者)、日本抗加齢医学会認定指導士。
1946年生まれ。東京薬科大学薬学部卒業。ジェーピーエス製薬株式会社入社・退社後、サンプライズ株式会社設立。東京大学や慶應義塾大学など、国内の著名な大学機関と抗加齢に関する共同研究を行っている。趣味は山登りとマラソン。

 - アンチエイジング, <社長/商品開発>薬学博士・毛髪診断士/元井益郎 , ,

 

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