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2020年05月21日

エイジングケア

テレワーク明け、「あなた誰?」と言わせましょう

SN2005会長写真ブログ用

ここのところ連日、新型コロナウイルスのニュースが行き交っています。そんな中、人との接触を減らそうと、「テレワーク」や「ステイホーム」が推奨されています。

感染爆発を防ぐには、確かに必要なことと思います。この難局を、国民全体で結束して乗り切りたいものです。しかし、ここからの工夫や対処の仕方によって、皆さんの筋力・体力・健康度には、大きな差が現れてくるでしょう。

 

体を動かさないことが生む恐ろしさ

まず、宇宙から地球に帰還した宇宙飛行士を例にお話しします。長期間、宇宙に滞在した飛行士は、自力で宇宙船から脱出できず、他人に抱えられて船外へ出ます。

宇宙の無重力状態では、重力のある地球と違って体はフカフカと浮き、ほとんど筋力を使わずに過ごせます。すると宇宙飛行士の体では、筋肉量の減少が見られ、その減少率は1日約1%、1カ月では約30%にもなると言われています。

また、入院中、何もせずテレビを見るだけで、1日中ベッドの上から動かないというような状態でも、1日に0.5%ほど筋肉量が減少するそうです。

そう、テレワークや自宅待機により体を動かす機会が減ると、筋肉量の減少が見込まれるのです。この先、いつまでも若々しく日常を過ごすためにも、筋力・体力を落とさないことが大切です。この状況下でも、工夫して運動に励みましょう。

 

自分に合った運動で、力を維持し、エイジングケアまで!

今、テレビやYouTubeなどで、多くのタレントさん等が、手洗いだけでなく運動についても紹介しています。ここはぜひ自分に合った、この状況下でも行える運動を見つけて、取り入れましょう。

私なりの運動の工夫はというと、①早寝早起きをして、人のいない時間帯に外へ走りに行くこと、②通販で安いダンベルを買い、家で筋肉トレーニング(スクワットも含む)に励むことです。一例として、参考にして頂ければと思います。

また、運動はエイジングケアにもつながります。

運動で体を動かすと、筋肉を動かすのに必要な酸素を運ぶために、毛細血管が増えます。そして血流が促進され、肌への栄養・水分補給が活発化し、老廃物の循環もスムーズになります。すると新陳代謝がUPして、肌の調子もよくなり、見た目が若々しくなることにも期待できるのです。

自宅待機中、ここはぜひ運動を行って力を維持し、エイジングケア効果まで発揮させることを目標にしてみましょう。テレワーク明けには、久しぶりに会った仲間に「あなた、誰?」と言わせるのです。もちろん、良い意味で!

 


 

コラム筆者:元井益郎

薬学博士/薬剤師/NR・サプリメントアドバイザー/日本抗加齢医学会認定指導士。

東京薬科大学薬学部卒業。ジェーピーエス製薬株式会社入社・退社後、サンプライズ株式会社設立。東京大学や慶應義塾大学など、国内の著名な大学機関と抗加齢に関する共同研究を行い、研究結果をもとにサンプライズ製品の開発を行う。

趣味は山登りとマラソン。73歳になるが、自称年齢は55歳。2017年6月、デナリ(マッキンリー)に登頂成功。好きな言葉は、「過去は変えられないが、未来は変えられる」。

元井 益郎

薬学博士/社長

1分も走れないペンギン歩きから、世界7大陸最高峰を目指す70代に。

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