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2015年06月26日

ヘアケア

女性の薄毛/シャンプーをやめると、髪が増える!?

シャンプーの事実に驚くネコ

こんにちは。雨の予報が続きますね。お休みの日は、どんな過ごし方をしていますか?
筆者は、スポーツも好きなのですが実はマンガや本、ゲームが大好きなオタクでもあります。
昨日は、ついにお笑い芸人コンビ、ピースの又吉さんが執筆された「火花」を読んでしまいました。思わず声を出して笑ってしまうところや、不意をつかれて「えっ・・・(汗)」と思うところ。「意味がわからない(笑)」という部分。終盤には、感動して涙が止まらない部分もありました。繊細な描写も、又吉さんのイメージ通り。オススメです。

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さてさて、本題に入りましょう。今日は、衝撃の本を見つけてしまったお話をさせていただきます。その名も、『シャンプーをやめると、髪が増える』。
私は常々、美髪育成に関してアンテナをはっておりますがメインは「体の内側から」という側面です。食事内容や生活習慣、血行促進などをとても大切と考え外側からの影響については、そこまで重要視しておりませんでした。
しかし、この本を読んで、外側からの影響がいかに恐ろしく無視できないものであることを、知ってしまったのです。私は、シャンプーや化粧品の専門家ではありませんがこの本にあった内容をお知らせすべきと思い筆をとっています。

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シャンプーをやめる!?
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まず、この本の言う「シャンプーをやめる」という意味は、洗髪そのものをやめるのではなく、シャンプー剤の使用をやめ、水洗い(34~35℃の、ぬるま水)にすると良い、ということです。
そしてその理由は、シャンプー剤の成分こそが、薄毛の原因になる、というのです。
最初に申し上げておきますとその内容は、「なるほど!知っておいて良かった」という部分がある一方、「それはちょっと、実行するのは・・・」という部分もありました。なので、水洗いをオススメする意味ではなく「知っておいて良かった」という情報部分をお伝えしようと思います。

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シャンプー剤が薄毛の原因?
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きっかけは、こちらの本の著者さん(アンチエイジング美容専門の形成外科医)がひどいアレルギーに悩まさせるようになり、整髪料や合成洗剤などに疑いの目を向けることになった、とのこと。薄毛にも悩まされるようになり、シャンプーにも疑いの目を向け、調べ始めると体に悪いものがたくさん含まれていることが分かってきました。
そこで、脱・シャンプー剤を実行したところなんと薄毛が改善されたそうです・・・!!!
シャンプー剤をやめるだけで髪が生えるなんてお金もかからない、というか、むしろコスト面ではプラスになる発想!
先生の考える、シャンプー剤の悪影響についていくつか簡単にご紹介していきます。

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皮脂を洗い落としすぎて、皮脂腺が発達してしまう
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シャンプー剤をつかって洗髪をすぎると、皮脂を必要以上に洗い落としすぎてしまう。その結果、皮脂腺が発達して皮脂が必要以上に分泌されるようになる。(昔、アブラ取り紙を使いすぎると、どんどんアブラが出てくる・・・なんて、よく言われていましたよね。あれと同じです)
皮脂線が発達すると、毛髪に届けられるべき栄養が、皮脂腺へいってしまい、毛髪が栄養不足に。

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強力な洗浄力が頭皮を薄くする
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頭皮には、頭皮の保湿など、コンディションを保つためのバリア機能がある。(バリア機能について、詳細は省きます)シャンプー剤に含まれる「合成界面活性剤」は、このバリア機能を壊してしまう!
バリア機能が失われると、頭皮が保湿できなくなり乾燥し、再生できなくなる。新陳代謝が悪くなり、頭皮が薄くなる。
頭皮は毛髪にとって「畑」のような存在。この畑の土が減ってしまうわけですので、毛髪は「根」をはれなくなり、太く健康に育たなくなるんだとか。

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合成界面活性剤が、毛根にダメージを与える
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合成界面活性剤には、細胞自体に直接ダメージを与えて死滅させたりする「細胞毒性」があることが科学的に証明されているんだとか。
頭皮の浅い部分にある毛根幹細胞は、この細胞毒性にさらされてしまう。このダメージにより、健康な毛髪を育てられなくなってしまうといいます。

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なんてこったい
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ここまで読んで、私は思いました。「なんてこったい」と。これじゃ、合成界面活性剤入りのシャンプーを使っている限り、洗えば洗うほど、薄毛を招くことになります。

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解決策は・・・
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それでは、どうすればいいか?先生は、水だけで洗髪されているようです。シャンプーをやめ、皮脂を洗い流しすぎなければ皮脂腺もしだいに小さくなり余計に皮脂が分泌されなくなるのだとか。その結果、頭皮も毛髪も清潔に保てる、と。
ニオイに関しては後ろで束ねたり、香水をつけてカモフラージュしては、とご提案されていて、そこに抵抗を感じてしまいました。
そうなると・・・シャンプーを使った洗髪を、2日に1回にする?合成界面活性剤は入っていないシャンプーに変える?といった方法でしょうか。

そこで今度は、「体や髪に優しいシャンプー」に関して調べ始めたところ、メリットとデメリットの、せめぎ合いに陥り混乱を極めて本日に至ってしまいました。なかなか、難しいものがありそうです。
これについては整理がついた段階でご紹介したいと思いますのでそれまであなたも、ご自身のシャンプーについて今一度ご確認ください。
しっかり選びなおしてみる価値、ありです。

【参考文献】
『シャンプーをやめると、髪が増える』/宇津木龍一

 

元井 里奈

毛髪診断士/取締役

ボロボロの汚髪から脱出。 髪を愛する髪マニア。

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