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2017年11月09日

エイジングケア

科学が証明した、脳(心)と体の関係

PP_4tubanoprezent_TP_V病は気から、笑う門には福来る、昔から言われているこれらの言葉は「おまじない」のようなものだと思っていませんか?実はこれ、科学的に証明されているんです。

 

科学的に証明された、心と体の関係

2011年、『Happy people live longer:幸せな人は長生きする』という論文が権威ある科学雑誌「Science」で発表されました。幸せな人は、幸せでない人に比べて寿命が7.5~10年も長いといいます。

これは、今までは「健康だから幸せである」と考えられてきたのが、「幸せだから健康である」という逆回路の考え方が証明されたことになります。つまり「幸せと健康」は、往復回路ということです。

また、つい最近「病は気から」は本当だった!というニュースが流れました。こちらは北海道大学免疫学の村上正晃教授らのチームが、そのメカニズムを解明したというものです。これは、「気=脳(心)と体は関連している」ということを証明したニュースと言えます。

これらのニュースが注目を浴びるのは、「幸せ」は長年、指標化が非常に困難なためサイエンスの対象とはされてこなかったからです。

また、「気」についても、「気=脳(心)」はこれまで生体の中で唯一、病と関連する免疫系のシステムを支配しないとされてきました。これは、免疫細胞を体内から取り出して試験管に入れ、そこにウィルスを加えると、ウィルスはたちまち退治されてしまうという実験結果があり、このことから免疫系は脳に支配されないと考えられてきたのです。

ところが上述のとおり、現在は科学的なアプローチにより、幸せと健康の関係、脳と免疫の関係などを解明する試みが世界中で進められ、この領域は日進月歩で研究が進んでいます。

今後、「脳(心)と体は間違いなく対話をしている」というような事実が、多くの事例とともに解明されることでしょう。

 

心でアプローチするアンチエイジング法

私たちはアンチエイジングに大切な事として、①心にトキメク目標を持つこと、②具体的に自分が6歳、または、12歳、18歳、24歳・・・若いと強く思い込むこと(心に強く思ったことが具現化していく)。そして、③食、④運動と述べて参りました。

①の大切さ、②の分野のメカニズムは、現時点でその全貌は明らかではありませんが、「病は気から」と同様に、今後さまざまな医学研究により明らかにされて行くことでしょう。

最後に、幸せに生きるにはどうすれば良いか。それは、幸せなことがなくてもまずはニコニコすることです。笑うと、脳に「楽しい」という信号が送られ、脳は幸せな状態であると勘違いします。「笑う門に福来る」は、科学的に証明されているのです。

そして、先に上げた①~④のアンチエイジング法をぜひ、実践してください。その先には、「幸せ」と「若さ」の両立した日々が約束されるはずです。

参考文献:『こころと体の対話・・精神免疫学の世界』 文芸春秋 神庭重信著

 


 

コラム筆者:元井益郎

薬学博士/薬剤師/NR・サプリメントアドバイザー/日本抗加齢医学会認定指導士。

東京薬科大学薬学部卒業。ジェーピーエス製薬株式会社入社・退社後、サンプライズ株式会社設立。東京大学や慶應義塾大学など、国内の著名な大学機関と抗加齢に関する共同研究を行い、研究結果をもとにサンプライズ製品の開発を行う。

趣味は山登りとマラソン。71歳になるが、自称年齢は53歳。2017年6月、デナリ(マッキンリー)に登頂成功。好きな言葉は、「過去は変えられないが、未来は変えられる」。

元井 益郎

薬学博士/社長

1分も走れないペンギン歩きから、世界7大陸最高峰を目指す70代に。

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