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育毛・美髪物質「IGF-1」を増やす食品(2)

   

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髪を増やして綺麗にする作用、アンチエイジング効果、健康効果を持つ体内物質IGF-1。前回に引き続き、IGF-1を増やす食材をご紹介しましょう。

 

毛食は、和食を基本

これまでに、唐辛子と大豆を中心とした主に和食の食材に、知覚神経を刺激してIGF-1を増やすものが多いことを紹介してきました。

我々日本人はもともと農耕民族なので、狩猟民族であった白人とは違って、脂がしたたり落ちるようなステーキなどの肉を多く食べることに対して、体がうまく適応していません。

すなわち、白人の体と違って、日本人の体では摂りすぎた脂肪をうまく処理することができず、そのためにIGF-1が消費されてしまいます。

したがって、生活習慣病予防のためのみならず、育毛のためにも、和食を基本に食べることが重要です。しかし、和食で使う食材以外でも、IGF-1を増やすものがありますので、このような食材も食習慣に取り入れたいものです。

 

カカオリッチなチョコレートは髪もリッチにする

まず登場する食材は、チョコレートです。チョコレートの健康効果は、よく目にします。私の研究結果から、チョコレートの原料のカカオ豆に含まれるカカオポリフェノールは、知覚神経を刺激してIGF-1を増やす作用があり、育毛効果を促進させることがわかりました。

チョコレートと言っても、ホワイトチョコレートにはカカオポリフェノールが含まれていません。育毛効果などの健康効果を期待するには、できるだけカカオ含量の高いダークチョコレートを1日30g位食べることが必要になります。

IGF-1は、更年期以後に乳腺などの脂肪組織で女性ホルモンを作る、アロマターゼという酵素の増加を抑制します。乳がんの細胞は女性ホルモンによって増殖するものが多いので、チョコレートを食べることは、乳がんの予防にもなると考えられます。

また、IGF-1は、更年期障害の改善にも効果があります。この点については、チョコレートフリークとして有名な楠田枝里子さんとの対談をご覧頂ければと思います(“チョコレートの奇跡”、楠田枝里子、中央公論社)。

 

コーヒーは、毛根の眠気も吹き飛ばす

すでに、コーヒーが好きで毎日5杯、またそれ以上飲む方もおられるでしょう。私の研究から、コーヒーに含まれるクロロゲン酸という物質が、IGF-1を増やすことが判明しました。

以前から、コーヒーを1日6杯以上飲む人は、認知症になりにくいことが知られていました。IGF-1は、脳の海馬という認知機能や記憶の中枢の神経細胞を再生させ、認知機能を改善します。そのため、コーヒーを毎日飲む人は、IGF-1が増えて認知症になりにくいと思われます。

さらに、コーヒーを毎日多く飲む人は、がんにかかるリスクも低くなることが報告されています。IGF-1は、免疫力を高める作用があるので、このコーヒーのがん予防効果もIGF-1を介したものと思われます。

クロロゲン酸は熱に弱いので、IGF-1を増やすコーヒーの材料の豆は、浅く焙煎したものが適しています。いわゆる、アメリカンタイプのコーヒーです。

スーパーなどで売られているコーヒー豆にも焙煎の程度が記されているので、できるだけ浅煎りのものを購入して飲んでください。1日2~3杯のコーヒーは、頭の外側、そして内側の老化をも抑えるはずです。

 

エクストラバージンオリーブオイル、アーモンドとコーヒーの組み合わせも良い

エクストラバージンオリーブオイルには、ポリフェノールと共にオレイン酸という脂肪酸が多く含まれています。私は、動物実験でオレイン酸が知覚神経刺激作用を有し、IGF-1を増加させることを見出しました。

オリーブオイルを多く摂取する南イタリア地方の人たちは、認知症にかかるリスクが低いことが知られており、確かにヒトでもエクストラバージンオリーブオイルは、IGF-1を増やしていると考えられます。

ところが、日本で市販されているエクストラバージンオリーブオイルの、IGF-1を増やす効果を調べてみると、スーパーなどでよく目にするものは、ほとんどIGF-1を増やさないことが分かり、驚きました。

理由は不明ですが、純正なエクストラバージンオリーブオイルとは違い、何かIGF-1を増やすことを妨げる物質が入っているとしか考えられません。

私が調べたエクストラバージンオリーブオイルの中では、南オーストラリア産のキヨエというものと、イタリア産で日本人のアサクラさんという女性が生産に携わっているオルチョサンニータというものだけは、IGF-1を増やしました。どちらも、大量に売られているものよりも高価ですが、これらがお勧めです。

アーモンドは、糖尿病の人たちにも勧められる食材です。IGF-1は、インスリンの作用を手助けする作用があるので、アーモンドを食べると糖尿病の改善につながるのでしょう。

アーモンドオイルもオレイン酸を多く含んでおり、IGF-1を増やすと考えられます。もちろん、これらの食材は育毛へもよい効果をもたらすと思われます。コーヒーとダークチョコレート、そしてアーモンドの組み合わせが、きれいな肌と髪のためにはおすすめです。

 

太陽を浴びて育ったブラジル産のアガリクスキングアガリクスIGF-1増やす

アガリクスに含まれるベータグルカンは、免疫力を高める作用を持っていますが、そのメカニズムはよくわかっていませんでした。私の研究の結果、ベータグルカンは知覚神経を刺激して、IGF-1を増やす作用があることが分かりました。

に、強い紫外線を浴びた「キングアガリクス」はベータグルカンを多く含み、IGF-1を増やすこともわかりました

免疫力を高め、がん患者さんの生活の質を高める作用もありますが、これもIGF-1の作用に依るところが大きいでしょう。このキングアガリクスも、育毛と美肌のためには適した食材です。

次回は、酒好きの方にはとても気になる話題、お酒と育毛の関係についてご紹介します。

 


 

コラム筆者:岡嶋研二

名古屋Kクリニック院長。

1978年、熊本大学医学部卒業。その後、熊本大学で医学博士の学位を取得し、ウイーン大学医学部留学を経て、2005年に名古屋市立大学大学院医学研究科教授に就任。2012年、自らの血液学研究の中で、偶然に見出した研究成果を脱毛症治療に応用するために、名古屋Kクリニックを開院。

世界で初めての理論で、これまでに不治と言われていた重症の脱毛症の治療に成果を収めており、脱毛症で悩む幼児から高齢者まで、多くの患者が、日本全国から来院している。著書に“髪がみるみる生える、ふえる、きれいになる25の習慣”(主婦の友社)、“薄毛の食卓”(マガジンハウス)など多数。

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